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平成28年度北海道矯正歯科学会研修会のご案内 平成28年(2016年)10月23日(日)

「口腔筋機能療法(MFT)の実際 ‐機能と形態の深い関係‐」
講師:高橋 治先生・高橋未哉子先生 高橋矯正歯科クリニック(世田谷区)

講師:高橋 治(たかはしおさむ)

  • 1986年 日本大学松戸歯学部卒業
  • 1990年 日本大学大学院松戸歯学研究科修了、歯学博士
  • 1991年 日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座専任教員
  • 2000年 高橋矯正歯科クリニック(世田谷区)開設
  • IAOM認定口腔筋機能療法士(国際口腔顔面筋機能学会 Certified Orofacial Myologist)
  • 日本矯正歯科学会専門医・認定医・指導医
  • 日本大学松戸歯学部矯正学講座兼任講師
  • 日本口腔筋機能療法学会副会長

講師:高橋未哉子(たかはしみやこ)

  • 1975年 日本歯科大学付属歯科専門学校歯科衛生士科卒業
  • 1975年 大野矯正クリニック(横浜市)勤務
  • 1980年 米国にてRichard Barrett氏、William E. Zickefoose氏に師事
  • 2000年 高橋矯正歯科クリニック(世田谷区)にて口腔筋機能療法担当
  • IAOM認定口腔筋機能療法士(国際口腔顔面筋機能学会 Certified Orofacial Myologist)
  • 日本口腔筋機能療法学会委員

口腔筋機能療法(MFT)は「歯列を取り巻く筋肉の機能を改善する訓練法」である。歯列は口唇や舌などの筋肉から絶えず圧力を受けており、このバランスが崩れていると様々な歯科的な問題が生じる。

歯列・顎骨の成長発育は、両親から受け継いだ遺伝的な要素と、咀嚼・嚥下・発音・呼吸・習癖・態癖・姿勢・栄養などの環境的な要因により影響を受ける。

このうち、環境的な要因は日常生活の中で改善が可能なことが多く、MFTによる機能訓練により矯正装置を使わずに歯列が整ってくる現象がしばしば認められる。また、矯正装置とMFTを併用することにより、矯正治療の進行がより円滑になり、治療後の歯列の安定も得やすい。

MFTは、1)個々の筋肉の訓練、2)咀嚼・嚥下の訓練、3)安静位の訓練の3つの要素で成り立ち、必要により、発音、呼吸、姿勢、習癖、態癖等の指導を加える。

個々の筋肉の訓練では、弛緩した筋肉の強化だけでなく、緊張しすぎている筋肉をリラックスさせ、全体的に調和が取れた状態を目指す。

咀嚼・嚥下の訓練では、水や食べ物を摂取する際の筋圧のバランスを整えることを目指す。MFTにおける咀嚼・嚥下の訓練は、摂食・嚥下障害の治療(摂食・嚥下リハビリテーション)と目的が異なる。摂食・嚥下障害とは、「水や食べ物が飲み込めなくなったり、肺へ入ったりすること」で、治療の主目的は「栄養失調や誤嚥性肺炎を防ぐこと」である。これに対し、MFTの対象患者は、水や食べ物が飲み込めないということではなく、咀嚼・嚥下時の筋肉の働きの不調和により歯科的な問題が生じているということであり、これらの機能時における歯列に対する筋圧の均衡化を主目的とする。

安静位の訓練では、「いつも口唇と舌が正しい位置にある」状態を目指す。安静時における口唇と舌の位置は歯列に与える影響が特に大きい。MFTが目指す正しい安静位とは、「口唇はリラックスした状態で閉じ」、「舌はリラックスした状態で口蓋に挙上し」、「臼歯は離れている」状態である。

正常な歯列形態を維持するための環境作りであるMFTにより、歯列形態が自然に改善された症例や、矯正治療後の長期安定性が得られた臨床例を動画とともに提示し、機能と形態の深い関係について考えるとともに、実際の手技の概略をご紹介したい。

【日時】
平成28年10月23日(日曜日) 10:00〜16:00(9:30 受付開始)

【会場】
北海道歯科医師会館 札幌市中央区北1条東9丁目11番地

【研修会費(昼食付)】

歯科医師 事前登録 当日会費
北海道矯正歯科学会会員 7,000円 9,000円
非会員 15,000円 17,000円
歯科衛生士、従業員等 事前登録 当日会費
会員従業員 3,000円 5,000円
非会員従業員 8,000円 10,000円

※事前登録された方のみ昼食が付きます。

【申し込み要領】
参加費をお振込の後、

  • 参加者のお名前
  • 勤務先歯科医院名(会員・非会員を明記)
  • 住所・電話番号

を記入の上、E-mailでお申し込みください。

申し込みは E-mailでのみ 受け付けます。
kitazawa-ortho@ace.ocn.ne.jp

歯科衛生士等、従業員のみの参加も可能ですが、お申込み多数の際には、医院毎の参加人数制限する場合があります。日歯生涯研修事業認定研修会ですので、当日はICカードをお持ちください。

【事前登録期限】
2016年10月14日(金曜日) 領収書は発行しません(振込受領書をご利用ください)。

【振込先】
北陸銀行 白石支店 普通口座 6052276 北海道矯正歯科学会 会計 イシバシサオリ

【申し込み先・問い合わせ先】
〒003-0023 札幌市白石区南郷通北1-1-1白石メディカル3F
きたざわ矯正歯科 Tel:011-864-1876 E-mail:kitazawa-ortho@ace.ocn.ne.jp



平成28年度北海道矯正歯科学会スタッフ&ドクターセミナーのご案内 平成28年(2016年)6月19日(日)

「歯肉からみた歯周治療」
下野正基(東京歯科大学名誉教授)

講師:下野 正基(東京歯科大学名誉教授)

講師略歴

  • 1991年 東京歯科大学病理学講座主任教授
  • 1998年 東京歯科大学学監
  • 2006年 日本学術会議連携委員
  • 2011年 東京歯科大学名誉教授
  • 2012年 日本歯科医学会会長賞受賞
  • 2014年 日本老年歯科医学会功労賞受賞

歯は、歯槽という内部環境から口腔粘膜を貫通して口腔という外部環境に突出しています。このような特殊な構造を示す組織は体の他の部位にはみられません。歯科衛生士が日常臨床業務で最も多く関わりをもつ歯肉は「特殊な組織」です。歯肉の変化を発見するためには歯科衛生士の観察力が非常に重要です。

今回は、歯肉のしくみとはたらきについて解説し、歯肉からみた歯周治療について臨床的に考察します。具体的には、

  1. 歯肉の異常形態から何がわかるか?
  2. 同じように磨いているのに歯肉が改善しないのはなぜか?
  3. 歯周ポケットはどのようにして形成されるのか?
  4. プロービングで上皮を突き破ったらどうなるか?
  5. 歯周ポケット内では何が起こっているのか?
  6. BOP (Bleeding On Probing)は何を意味するのか?
  7. 歯周病菌は本当に体内に入るのか?
  8. 長い付着上皮は短くなるか?
  9. 歯周基本治療はなぜ重要なのか?
  10. ルートプレーニングはどこまでやればいいのか?
  11. 退縮歯肉があがるって本当?

などの臨床の疑問に答えます。

日  時
平成28年6月19日(日曜日) 14:00-15:30 【13:30受付開始】

会  場
北海道歯科医師会館 大講堂(2F)
札幌市中央区北1条東9丁目11番地

参加費

参加費
北海道矯正歯科学会会員医療機関勤務スタッフ 3,000円
非会員医療機関勤務スタッフ 5,000円

申し込み要領
事前登録のみとなります(当日参加不可)。
参加費をお振込の後、参加者のお名前、勤務先歯科医院名、勤務先住所、電話番号を記入の上、下記申し込み先にE-mailでお申し込みください。PCからのメールにて返信をしますので受診可能なアドレスをご使用ください。

kitazawa-ortho@ace.ocn.ne.jp 事前登録期限:2016年6月10日(金曜日)

※お振込の際は、お手数ですが、参加医院のわかる振込名でお申し込みください。
 領収書は発行しません(振込受領書をご利用ください)。

【振込先】
北陸銀行 白石支店 普通口座 6052276
北海道矯正歯科学会 会計 イシバシサオリ

【問い合わせ先】
〒003-0023 札幌市白石区南郷通1丁目北1-1 きたざわ矯正歯科
Tel:011-864-1876  E-mail:kitazawa-ortho@ace.ocn.ne.jp



第57回北海道矯正歯科学会総会・学術大会開催のご案内 平成28年(2016年)6月19日(日)

第57回北海道矯正歯科学会学術大会および定時総会を下記の要領で開催いたします。多数の皆様にご参加いただきますようご案内申し上げます。

総会、特別講演、一般口演、症例発表、症例報告、商社展示等が行われます。

第57回北海道矯正歯科学会総会・学術大会開催 更新:2016年5月30日

日  時
平成28年6月19日(日曜日)

会  場
北海道歯科医師会館 札幌市中央区北1条東9丁目11番地
Tel:011-231-0945

午前の部(09:30〜12:30)

9:30〜10:00 一般口演1、2、3

10:00〜10:20 総会

10:30〜10:50 日本矯正歯科学会ホームページガイドラインと倫理規程の改訂について
        公益社団法人 日本矯正歯科学会 倫理・裁定委員会 委員  五十嵐 一吉

11:00〜12:30 特別講演「矯正力による歯の移動のバイオメカニクスの基本原理と臨床応用
        −歯の移動制御と治療の効率化への戦略−」
        長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 歯科矯正学分野  吉田教明先生

午後の部(13:30〜17:00)

13:30〜13:50 一般口演4、5、6

14:00〜15:30 スタッフ&ドクターセミナー「歯肉から見た歯周治療」
        東京歯科大学名誉教授 下野正基先生

15:35〜17:00 シンポジウム 「埋伏歯を攻略する」
        中嶋ョ俊先生、岡崎恵一郎先生、六車武史先生、佐藤嘉晃先生

一般口演

1.口腔内スキャナから得られたデジタル歯列模型の精度 −従来法との比較−
    北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野  富田侑希 他

2.顎顔面骨格形態の垂直的特徴と咬合平面の傾斜との関連性
    伊藤歯科医院 石川麻衣 他

3.セファロ分析のさらなる活用化へ(△SNA、△ArABの利用)
    町屋 仁躬

4.釧路赤十字病院歯科口腔外科における過剰埋伏歯症例の臨床統計
    釧路赤十字病院歯科口腔外科  道念正樹 他

5.北海道大学病院矯正歯科来院患者の埋伏歯に関する臨床統計
    北海道大学大学院歯学研究科口腔機能学講座歯科矯正学教室 生野啓一郎 他

6. 北海道大学病院矯正歯科来院患者における上顎埋伏犬歯の治療結果に関する考察
    北海道大学大学院歯学研究科口腔機能学講座歯科矯正学教室 吉沢早織 他

ポスター展示

1.成長期の埋伏歯を治療した2例
    おかもと矯正歯科クリニック  岡本 亨

2.片側性上顎埋伏犬歯の開窓牽引を行った骨格性U級症例
    北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野  今野正裕 他

3.埋伏歯の治療で経験したこと
    医療法人社団E-line矯正歯科  上野拓郎

4.下顎両側第二第・三大臼歯の埋伏を伴う前歯部空隙歯列弓の症例
    医療法人社団宇治矯正歯科クリニック  半田麻子 他

5.上顎第一大臼歯の効率的な遠心移動方法の提案
    医療法人社団宇治矯正歯科クリニック  宇治正光 他

症例発表

1.上下顎前歯の唇側傾斜を伴う片側性AngleU級開咬症例
    北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野  岡 由紀恵 他

2.上顎完全埋伏歯の開窓・牽引を行った骨格性U級2症例
    北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野  樫尾治奈 他

3.上顎左側中切歯の埋伏と上下顎右側第一大臼歯の萌出障害を伴う骨格性反対咬合症例
    医療法人社団 おびひろアート矯正歯科  今井 徹

4.下顎左側第一大臼歯を抜去して治療した叢生症例の12年後
    しのだ矯正歯科  篠田充巨

5.逆性の左側上顎中切歯を牽引後、抜歯を選択した両側性唇顎口蓋裂症例
    北海道大学大学院歯学研究科口腔機能学講座歯科矯正学教室  中西 康 他

6.上顎両側犬歯の埋伏牽引症例
    きたざわ矯正歯科  北澤慎一

症例報告

1.臼歯関係が異なる上顎前突症例
    二期会歯科クリニック 大西康友


1.学会に参加される方へ
1)受付開始 例年午前9:00頃より始まりますが、演題数により前後します。事前にご確認下さい。
2)入会手続き 演者は北海道矯正歯科学会会員に限ります。入会ご希望の方はお申し出下さい。
3)参加登録 会員は大会参加料無料、参加事前登録の必要ありません。参加される方は必ず受け付けにて年会費と当日昼食および懇親会の申し込み等の事務手続きの確認を行ってください。パラデンタルセミナーについては後日お知らせいたします。日本矯正歯科学会会員はIDカードを必ず持参の上、受付にて大会参加登録を行ってください。これは日本矯正歯科学会の認定医更新時に必要となります。
4)昼食
5)記念写真 学術大会終了後、1階ロビーで撮影いたします。
6)懇親会 学術大会終了後、4階会議室で行います。
7)ネームプレート ネームプレートは抄録綴じ込みのものを使用します。各自記入して、会場では見やすい位置に装着して下さい。ホルダーの必要な方は受付にお申し出下さい。
2.発表、展示される方へ

@演題発表、症例発表、症例報告希望者は、申し込みフォームを以下よりダウンロードし、
同文章内にある申込注意事項を熟読の上、抄録を記入し学術部までE-mailにてお送りください。

送り先のE-mailアドレスは文章内にあります。
<道矯抄録申し込みフォーム (Micorosoft Word用)>

症例発表の際の側面頭部X線規格写真分析表は、以下よりダウンロードし使用ください。

<側面頭部X線規格写真分析表(2段階)(Micorosoft Word用)>
<側面頭部X線規格写真分析表(本格治療)(Micorosoft Word用)>

A症例発表および症例報告される方へ

大会発表後、道矯歯誌への投稿をお願いします。投稿の際は、下記の道矯誌
投稿手引きを参照し、

 「症例の概要」(Word)「症例資料」(PowerPoint)を提出して下さい。

<道矯誌投稿手引き (Adobe PDF形式)>
<症例の概要(Microsoft Word用)>
<症例資料フォーマットA (Micorosoft PowerPoint用)>
<症例資料フォーマットB (Micorosoft PowerPoint用)>

質問などがございましたら、下記までご連絡ください。

北海道矯正歯科学会学術部
〒003-0023 札幌市白石区南郷通1丁目北1-1 白石メディカルビル3階
きたざわ矯正歯科  北澤 慎一
TEL:011-864-1876 / FAX:011-864-1881
E-mail:kitazawa-ortho@ace.ocn.ne.jp

雑誌投稿に関するお問い合わせ先
〒061-0293 北海道石狩郡当別町金沢1757
北海道医療大学歯学部 口腔構造・機能発育系、歯科矯正学分野  飯嶋 雅弘
TEL:0133-23-1211(代) / FAX:0133-23-3048
E-mail:iijima@hoku-iryo-u.ac.jp


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